アフィリエイト広告を利用しています

【LCR-TC1】トランジスタマルチテスターの使い方紹介

電子工作をしていると抵抗値を調べたり、トランジスタやダイオードの極性を知りたい時があります。

そんな時に役に立つマルチテスターが、「LCR-TC1」という測定器です。

測定できる主な部品は、抵抗、トランジスタ、ダイオード、コンデンサ、インダクタなどです。

コンデンサの測定時には、必ずコンデンサの放電をしてから測定します。(そうしないと、テスターが破損します。)

目次

【LCR-TC1】トランジスタマルチテスターの外観と付属品

【LCR-TC1】トランジスタマルチテスターは、電子部品の測定が簡単にできる測定器です。

製品名【LCR-TC1】トランジスタマルチテスター
サイズ約90 × 70 × 26 mm 
測定機能抵抗値
トランジスタ
ダイオード
コンデンサ
インダクタ
価格2,900円前後

【LCR-TC1】トランジスタマルチテスターの付属品

  • 本体
  • プローブ(3本)
  • 充電ケーブル(Type-A-マイクロUSB)
  • テストフック(短絡端子)
  • 試験用の部品(コンデンサやLEDなど)

本体サイズは手のひらに乗るサイズです。(約90 × 70 × 26 mm)

下部に充電端子があります。充電中は「赤色」で充電が完了すると「緑色」に変わります。

【LCR-TC1】トランジスタマルチテスターのスペック

【LCR-TC1】トランジスタマルチテスター
バッテリー充電式リチウム電池
ディスプレイ35 × 30 mm TFTスクリーン
ダイオード範囲<4.5V
トランジスタ検出領域0.01~4.5V
ツェナーダイオード検出範囲0.01~20V
トライアック範囲igt <6ma
静電容量25pF~100mF
抵抗0.01~50MΩ
インダクタ0.01mH~20H

【LCR-TC1】トランジスタマルチテスターの使い方

同じ数字や記号のところは、導通がありますのでどこに差してもOKです。

抵抗を測定する

10kΩ(キロオーム)の抵抗を測定します。

測定端子の「1と2」に抵抗をはさみます。固定レバーを左に倒します。

「Resistor」(抵抗)と表示され、抵抗値が「10.02kΩ」となっています。

部品には値の誤差があるので、範囲内です。

トランジスタを測定する

最も一般的なトランジスタ「2SC1815」を測定します。

測定端子の「1と2と3」にトランジスタをはさみます。固定レバーを左に倒します。

NPN型のトランジスタ:BJT-NPN と表示されます。

1:エミッタ
2:コレクタ
3:ベース

と表示されますので端子配列も知ることができます。

コンデンサを測定する

コンデンサを測定する時は、コンデンサの電気を放電してから測定します。
特に電解コンデンサは電気が貯まっていることがあります。

測定端子の「1と3」にコンデンサ「10uF」をはさみます。固定レバーを左に倒します。

「Capacitor」(静電容量)と表示され、値が「9770nF=9.770uF」となっています。

ツェナーダイオードの測定方法

ツェナーダイオードは、「KとA」の端子を使って測定します。

主な部品の測定方法は以上です。

【LCR-TC1】トランジスタマルチテスターのまとめ

【LCR-TC1】トランジスタマルチテスターは、電子工作で使用する部品の容量や端子配列などを調べるのにとても便利です。

目次