【超簡単に出来る】2つの電源の自動電源切替器をDIYする方法
ポータブル電源と商用電源の切り替えが簡単にできると、ポータブル電源の使い勝手が非常に良くなります。
ソーラーパネルなどでポータブル電源に蓄えた電気を、家電などに利用することは省エネにもなり有益です。
しかし通常の使い方をすると、ポータブル電源の容量では不足するので、商用電源に切り替える必要がでてきます。
その時に、いちいち「プラグ」を差し替えるのは面倒です。
ポータブル電源の電気が無くなったら、自動的に商用電源に切り替わると便利です。
この記事では、「切替のモジュール」を使って、簡単に「自動電源切替器」をDIYする方法を紹介します。
自動電源切替モジュールの購入先
目次
自動電源切替器の作成部品
自動電源切替器の作成に必要な部品
- ケース(14cm×10cm位のもの)
- 延長コード×2本
- 自動電源切替モジュール
ケースと延長コードは「100円ショップ」で購入できます。
ケースを加工する
ケースの底に自動電源切替モジュールを、止めるための「ビス穴」を2つ開けます。
出力コード用の穴を「1つ」開けます。
入力コード用の穴を「2つ」開けます。
延長コードを加工する
延長コードを途中でカットして、図のように加工します。
コードの「オス」2本は、入力用のプラグです。
コードの「メス」1本は、出力用です。
ケースに部品を取り付ける
図のようにケース内のモジュールに、各部品を取り付けます。
ケースのフタに、入力側をの「メイン」と「サブ」のマークを付けます。
自動電源切替器の機能説明
この自動電源切替器の機能は、次のように動作します。
メイン電源:ON・・・メイン電源の電力が出力される。
メイン電源:OFF・・・サブ電源の電力が出力される。
メイン電源:再度ON・・・メイン電源の電力が出力される。
自作した自動電源切替器のまとめ
実際に使用した結果で分かったこと。
メイン電源:ON・・・メイン電源の電力が出力される。
メイン電源:OFF・・・サブ電源の電力が出力される。
メイン電源からサブ電源に切り替わる時、瞬断(電源などが「一瞬」途切れること)が起こります。
テレビで試験した所、電源が切れてその後、自動的に再起動をしました。
40WのLED電球で試験した所、電球が一瞬切れたのが目で確認できます。
メイン電源:再度ON・・・メイン電源の電力が出力される。
サブ電源からメイン電源に切り替わる時は、瞬断(電源などが「一瞬」途切れること)が起こりません。
テレビで試験した所、画像が乱れることもなく電源が自動的に切り替わりました。
40WのLED電球で試験した所、電源が切り替わったのが目では分かりませんでした。
サブ電源に切り替わる時、瞬断があるのでパソコンなどデータを扱う電気機器には使用するには適していません。
瞬断はモジュールの仕様
メイン電源からサブ電源に切り替わる時に発生する瞬断は、このモジュールの仕様のようです。
メイン電源:商用電源
サブ電源:ポータブル電源
メイン電源:ポータブル電源
サブ電源:商用電源
上記のように、電源の種類を変更しても、メイン電源からサブ電源に切り替わる時には瞬断が発生します。
従って、電源の種類の問題ではありません。このモジュールの仕様と考えられます。
バッテリーモニターを取り付けて自作ポータブル電源のバッテリー残量を知る方法
バッテリーとインバーターで、ポータブル電源を作ることができます。 ポータブル電源を自作をすると、比較的安く作ることができます。しかし、使い勝手は既製品のほうが…