ポータブル電源で役に立つ電気の基礎知識
電気が流れるとは、どういうことか?
電気の回路の書き方はどうなっているのかという、基礎的なことについて説明します。
目次
電気回路の基礎的なことを見てみよう
電気は回路がつながると、電気が流れます。そんなの知ってますという人は、飛ばしてください。
電気が流れるには「回路がつながること」が必要です
「回路がつながる」ということが、どういうことかと言うと
部屋のコンセントに、照明器具をつないでスイッチを入れると照明が付きます。
電気がつくのは、電気の流れる道ができたからです。
- コンセント
⇓ - スイッチ
⇓ - 照明
⇓ - コンセントへ
というように、電気が流れる回路(道)ができたわけです。
次に電気回路が切れている状態というのは
部屋のコンセントに、照明器具をつないでもスイッチが切れていると照明は付きません。
電気が付かないのは、スイッチの所で電気が流れる道が無くなったからです。
- コンセント
⇓ - スイッチ
ここで、電気の道が切れたので照明は付かない - 照明
⇓ - コンセントへ
電気が流れるには「回路がつながること」が必要です
部屋のコンセントに、照明器具をつないでスイッチを入れると照明が付きます。
回路がつながるということは、どういう事
電気が付くのは、電気の回路ができたということです。
図のように
コンセント⇒スイッチ⇒照明⇒コンセント
の順に電気が流れる回路ができることです。
電気の回路が切れるということ
部屋のコンセントに、照明器具をつないでもスイッチが切れていると照明は付きません。
図のように
コンセント⇒スイッチ⇒ ✕(切断) ⇒照明⇒コンセント
の回路があっても
スイッチが切れているので、電気が流れません。
どういう時に感電するのか?
感電するということは、どういう事かというと
照明の代わりに、人の体を電気が流れたということです。
人の体は水分がたくさんあります。
電気は水を通します。濡れた手などで電気に触れば大ケガをします。
しかし、すべての電気で感電するわけではありません。
コンセントには、交流100Vが流れているので感電する危険性は十分にあります。
しかし、乾電池(1.5V)やバッテリー(12V)の場合は、
通常、感電することはありません。
大丈夫!安心してください。
12Vの「V」はボルトといって、電圧の単位です。
電気回路の表し方=回路図
コンセントと電灯の回路
照明をコンセントに、つなぐ回路を実物で書くのは面倒です。
そこで、回路図を使います。
たとえば、次のように
決められた記号を使うと、簡単に回路図を書くことができます。
コンセントに照明器具を差し込んだ回路は、図のようになります。
コンセントや照明器具が、つながれていることを「縦や横の線」で表します。
スイッチが
入っているときは線がつながっています。
スイッチが
切れているときは線が離れています。
図では
線が離れているので、スイッチが切れています。
スイッチが入っている回路
回路図は次のように、書くことができます。
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